VALUE 001
表情豊かな人間模様
ヒューマンドラマを見るような、感情を揺さぶられる体験がそこにあります。能楽は、悲劇と喜劇を一度に見られる、珍しい表現形態なのです。100種類を超える能面・狂言面は、様々な心をうつし出します。
VALUE 002
由緒正しい神聖さ
神社や寺院へのお参りのような、凛とした空気に背筋が伸びる感覚。神聖な空気感を全身で感じる体験。能楽の源流はそもそも神仏に捧げるという神事芸能です。祈り・鎮魂・癒しが人間世界を和めます。
VALUE 003
囃子と謡が響き合う世界
美しい謡を奏でる能の囃子。これは、音を超えた気迫と静けさの中の音楽の世界。
VALUE 004
徹底的な見立ての表現力
何もない能舞台には、自然の四季の移ろいが次々あらわれます。茶道・華道など日本文化に深く根付く見立ての文化の底流があります。
VALUE 005
伝承された精神
数百年にわたって培われた生きた教え。世阿弥や先人たちの言葉は、現代の人々にも普遍的に当てはまる言葉ばかりです。人生の教えを学ぶこともあるでしょう。
VALUE 006
見て楽しみ、演じて楽しむ
観客として、能楽という舞台芸術を楽しむ。その先に、自ら稽古して見える世界も広がっています。実際に稽古してみる、それが実は、能楽を楽しむ醍醐味でもあるのです。