第62回式能 2021年12月17日(火)宝生能楽堂
第62回式能 2021年12月17日(火)宝生能楽堂

2022年220日(日)
第一部 10:00開演 第二部 14:40開演
国立能楽堂

お知らせ

2022年2月21日(月)

第62回式能 終了いたしました

ご来場賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
今後の能楽公演は主催公演一覧や、協会員の出演する公演をご覧ください。

2022年2月18日(金)

式能 歴代の動画・チラシ

式能 歴代の動画・チラシをサイトに掲載しました

2022年2月17日(木)

第62回式能 チケット完売

お陰様で本公演のチケットは完売致しました。尚、当日券の販売はございませんので予め御了承下さい。 

2021年11月11日(木)

チラシを掲載しました

公演チラシをみる

2021年10月14日(木)

第62回式能 特設サイト公開しました

チケット発売日は令和4年1月13日(木)を予定しております。

2021年10月22日(金)

子供無料招待、学生席のお申込を開始しました

詳細はこちらをご覧ください

式能とは

「式能」は、昭和20年の当協会設立後、昭和36年に、当協会最初の公演として行われました。
以降毎年、翁附五番立(江戸時代の基本的番組編成)にて開催しており、本年で62回目を迎えます。
現在、シテ方五流が一同に会する翁附五番立の能楽公演としては、唯一の大変貴重な催しです。
今回はシテ方宝生流宗家・宝生和英が「翁」を勤めます。

能楽の正式な上演形態である翁附五番立は、江戸時代に「武家式楽」として確立され、能楽以前の予祝芸能である「翁」から始まり、『神・男・女・狂・鬼』のジャンル分けに従って上演されます。また能の間には中世の大名・小名や庶民を描く狂言を挟み、人間の様々な笑いが演じられます。

1日を通して能楽を鑑賞する事で「過去・現在・未来」更には「神・人・仏」を知ることになります。能楽は、人や文化の多様性を認め、様々な民族文化を内包した総合芸術といえます。

チラシはこちら

第一部 演目・出演者


宝生流おきな
翁
出演者
シテ 宝生和英 頭取 大倉源次郎
三番叟 髙澤祐介 脇鼓 田邊恭資
千歳 小倉健太郎 脇鼓 清水和音
面箱持 井上松次郎 大鼓 亀井広忠
藤田貴寛 太鼓 大川典良
あらすじ
露払いの千歳の舞の後、五穀豊穣、天下泰平を祈る白い翁の静謐な舞。大地を踏みかため、精霊を呼び起こす黒い翁の躍動的な舞。素袍大紋、侍烏帽子で威儀を正し、舞台披きや年頭に舞われる儀式的な一曲。

宝生流かんようきゅう
咸陽宮
出演者
シテ 朝倉俊樹 ワキツレ 御厨誠吾
ツレ 東川尚史 ワキツレ 大日方寛
ツレ 金井賢郎 アイ 野口隆行
ツレ 朝倉大輔 藤田貴寛
ワキ 宝生欣哉 小鼓 大倉源次郎
ワキツレ 則久英志 大鼓 亀井広忠
ワキツレ 梅村昌功 太鼓 大川典良
あらすじ
秦の始皇帝の咸陽宮に荊軻(けいか)と秦舞陽(しんぷよう)の二人が皇帝の望みの品を携えて参内する。二人は皇帝のすきを見て剣をつきつけ殺そうとするが、皇帝の最後の望みで花陽夫人の琴の秘曲を聞くうちに油断し、逆に討たれてしまう。
狂言
和泉流ぎつね
出演者
シテ 三宅右近 アド 前田晃一
アド 三宅近成    

金剛流つねまさ
経正
出演者
シテ 廣田泰能 小鼓 飯冨孔明
ワキ 髙井松男 大鼓 内田輝幸
成田寛人    
あらすじ
琵琶の名手平経正は、お仕えする御室仁和寺の守覚法親王に拝借した名器「青山」を返して出陣。戦死の報をきいた親王は憐れんで管絃講を営んで弔うと、かすかな灯火のかげから経正の亡霊が出現する。短篇小説の味わいある佳品。
狂言
大蔵流かにやまぶし
出演者
シテ 大藏基誠 アド 大藏教義
アド 大藏彌太郎    

第二部 演目・出演者


喜多流はしとみ
半蔀
出演者
シテ 中村邦生 松田弘之
ワキ 飯冨雅介 小鼓 曽和鼓堂
アイ 野村万之丞 大鼓 大倉慶乃助
あらすじ
北山雲林院にて立花供養をする僧の所へ、一人の女が訪れる。女は夕顔の精と名乗り、五条辺りを尋ね給えと消え失せ、僧が出かけると夕顔棚の内に現れ、光源氏と夕顔の君の昔語りをして、そのまま夢の様に消えてしまう。
狂言
和泉流くいひと
出演者
シテ 野村万蔵 アド 野村萬

観世流ひゃくまん
百萬
出演者
シテ 井上裕久 大野誠
子方 武田智継 小鼓 幸正昭
ワキ 殿田謙吉 大鼓 守家由訓
アイ 山本泰太郎 太鼓 林雄一郎
あらすじ
三吉野の僧が西大寺辺で拾った子供を連れ、嵯峨の大念仏にやって来ると、女物狂に会った。女は百万といって行方不明の我が子を捜して都へ来たのだった。子供はそれが自分の母と気付き、めでたく再会して帰って行く。
狂言
大蔵流こう
出演者
シテ 山本東次郎 アド 山本則孝

金春流こいのおも
恋重荷
出演者
シテ 本田光洋 栗林祐輔
ツレ 山中一馬 小鼓 観世新九郎
ワキ 福王和幸 大鼓 國川純
アイ 善竹十郎 太鼓 三島元太郎
あらすじ
庭の菊守り老人・山科の荘司が白河院の女御に恋をした。女御は、美しく作った荷を用意させ、これを担って庭を回れたら顔を見せようという約束を伝える。老人は懸命に荷を持ち上げようとするが荷の中身は巌、謀られたと知って恨み死にする。怨霊となった老人だが、やがては恨みを消し、女御の守護神となっていった。

チケット情報

入場料金(全席指定)

1・2部通し: 正面14,500
1・2部通し: 脇正面・中正面9,500
1部: 正面8,500
1部: 脇正面・中正面6,000
2部: 正面8,500
2部: 脇正面・中正面 6,000
学生席(26歳以下)
※能楽協会への事前申込が必要です。詳細はこちら
18歳以下は無料招待あり
1,200

座席表

座席表
座席表

座席は東京都の要請等を受け、収容率を50%以下にして販売予定です。
但し、今後の制限緩和等により、追加販売を行う場合がございます。
なお、今後の状況により、公演が中止または変更になる場合がございます。

  • お受取り・お支払い方法によって、別途手数料がかかる場合がございます。
  • 障害者割引あり。能楽協会まで要事前申し込み。枚数制限あり。詳細は能楽協会までお問合せ下さい。
  • 本公演は未就学児のご入場をご遠慮頂いております。
  • 2月16日を過ぎてからのチケットのご購入については、当日券になります。
  • 販売期間にかかわらず、チケットが売り切れ次第、販売を終了させていただきますので予めご了承ください。

◆子供無料招待のご案内◆

本無料招待は、新型コロナウイルス感染症の影響下において文化芸術の機会が多く失われている子供たちに本格的な公演を鑑賞・体感してもらう取り組み 「令和2年度 文化庁 子供文化芸術活動支援事業」のもとで行われるものです。どうぞこの貴重な機会に、ひとりでも多くの子供たちに本物の舞台にふれて、舞台芸術のすばらしさをご実感いただけますと幸いです。

■対象者:
公演当日に小学校1年生~18歳以下の方 ※小学生は要保護者同伴。同伴者チケットをご購入下さい。

■席種・枚数:
脇正面席または中正面席。各部35枚予定 ※申込者多数の場合抽選。抽選は各部毎。

■申込期間:
10月22日(金)~1月4日(火) ※締切日を過ぎてもお席がある場合がございますので、お問合せ下さい。

■同伴者チケットのご購入について
子供無料招待のお子様1名につき1名まで、同時にお申込みを承ります。
子供無料招待券のお近くの席を用意致します。
代金は一般価格となります。事前に銀行振込にてお支払いとなります。

■申し込み方法
メール(62-kodomo@nohgaku.or.jp)にて、以下を明記の上、お申込み下さい。
①希望する部(両部とも希望の場合はその旨)
②子供の氏名(ふりがな)、学年と年齢
③同時にお申込みされる同伴者の有無(1名まで) ※小学生以下は必ず保護者の同伴が必要です。
④連絡先電話番号

■チケット引き換え方法
1月5日以降、引換証をメール致します。
公演当日、受付に引換証(メール画面又はプリント)、及び年齢が確認できる身分証をご提示の上、入場券をお受け取り下さい。
※同伴者チケットをお申込みの場合は併せてご入金案内メールをお送り致しますので、期日までにご入金下さい。チケットは子供招待券と一緒に当日お渡し致します。
※子供招待券につき、身分証のご提示がない場合には、ご入場をお断りする場合がございます。
※1月13日までに引換証のメールが届かない場合は、能楽協会までお問合せ下さい。

■その他ご注意事項
※同伴者チケットにつき、ご入金後のキャンセル・変更はできません。
※未就学児はご入場いただけません。
※お申込内容に不備がある場合はお申込を無効とさせて頂く場合がございます。

■お問合せ
公益社団法人能楽協会
電話:03-5925-3871(平日10時~16時)
問い合わせフォーム

文化庁

令和2年度 文化庁 子供文化芸術活動支援事業

◆学生席お申込方法◆

2022年1月4日(火)(消印有効)までに、メール又はハガキにて(1)希望する部(両部とも希望の場合はその旨)(2)郵便番号、住所(3)氏名(4)電話番号(5)年齢(6)学校名と学年を明記の上以下までお申込み下さい。

公益社団法人能楽協会「式能学生席」係
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場4-40-13双秀ビル201
E-mail 2022shiki@nohgaku.or.jp

・お申込は、1名につき各部一口まで。又、ハガキ又はメール1通につき1名までお申込可能。
・お申込者には、1月5日以降にご入金案内メール(ハガキの方はハガキ)をお送り致しますので、期日までにチケット代をお振込み下さい。
・1月15日までにご入金案内が届かない場合は、能楽協会までお問合せ下さい。
・期日までにご入金のない場合は、お申込をキャンセルとさせて頂きます。
・ご入金後のキャンセルはできませんので何卒ご了承下さい。
・入場チケットは公演当日引き換えとなります。当日、受付にて学生証をご提示下さい。学生証のご提示なき場合、通常料金との差額を頂きます。又、返金も致しかねますので、予めご了承下さい。
・お申込内容に不備がある場合はお申込を無効とさせて頂く場合がございます。

一般販売

チケット完売

カンフェティ TEL 0120-240-540(有人対応)[平日10:00-18:00]

  • 販売期間にかかわらず、チケットが売り切れ次第、販売を終了させて頂きますので予めご了承下さい。
  • QRチケットレスについて
    本公演のQRチケットレスは「EventRegist(イベントレジスト)」のシステムを利用しています。購入の際に、イベントレジストへの会員登録(無料)が必要です。お済みでない方は、併せて会員登録をお願いします。

開催概要

第62回 式能

日時
2022年2月20日(日)
第一部 10:00【9:00開場】~13:40(予定)
第二部 14:40【開場は第一部の入れ替え、消毒作業が終わり次第の入場】~19:25(予定)
※完全入替制
主催
公益社団法人能楽協会
都民芸術フェスティバル主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
協賛
独立行政法人日本芸術文化振興会
会場
国立能楽堂
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
JR中央・総武線 千駄ヶ谷駅徒歩5分 / 都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅徒歩5分 / 東京メトロ副都心線 北参道駅徒歩7分
ご注意
  • 「翁」開演後「咸陽宮」開始までは見所へのお出入りを一切お断り致します。
  • 第1部終演後は、見所整備・消毒の為、通し券のお客様も一旦ご退場頂きます。
  • 第2部ご入場は、見所整備終了後のご案内となります。
  • 上演中の撮影、録音、録画は固くお断り致します。
  • 上演中のアラーム及び携帯電話の電源はお切り下さいますようお願い致します。
  • 出演者はやむを得ぬ事情により変更させて頂く場合がございます。
  • 開場前のご来館につきましては能楽堂館外にてお待ち頂くことになりますのでご承知おき下さい。
  • 当日は主催者、及び関係者・メディアの撮影が入る可能性がございます。客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがありますので予めご了承下さい。

感染症対策について

本公演では、能楽協会が定めた新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに従って感染防止対策を実施します。下記対策にご協力下さい。
なお、本対策は、状況に応じて適宜変更していく可能性がございます。

公演前

以下の場合は当日の来場をお控え下さい。
① 37.5℃以上の発熱があった場合
② 下記の症状がある場合
 咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、
 眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐
③ 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合
④ 過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている
 国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合 等

公演当日

  • マスク着用をお願い致します。
  • 定期的な手洗い、手指消毒をお願い致します。
  • 来館前の検温実施をお願い致します。
  • 入場など整列をする場合、最低1mの間隔を開けた整列をお願い致します。
  • 場内における会話は極力お控え下さい。
  • 館内でのお持ち込みのお食事はご遠慮下さい。
  • 換気のため窓や場内の扉を開けたまま上演致します。
  • 途中からの入場については、ご自席までご案内できない場合がございます。
  • チケットは、ご入場の際、スタッフが目視で確認します。お客様ご自身で半券をお切り取りの上、指定の箱等にお入れ下さい。
  • パンフレットなどの配布物は手渡しで配布ではなく、据え置きでの配布となります。
  • コインロッカーの提供やひざ掛けの貸出は制限させて頂きます。
  • 終演後の出口付近の密集を緩和するために時差退場へのご協力をお願いいたします。アナウンスがあるまで少しの間お待ち下さい。
  • 舞台進行・演出が常とは異なる場合がございます。
お問合せ
公益社団法人能楽協会 TEL: 03-5925-3871

過去の式能

第59回式能ダイジェスト

観能マナー

観能の際のポイント

初めての観能(能を観ること)でもかしこまらずにお楽しみいただけます。どうぞ、能楽堂にお越しください。

前日まで

演目について調べよう

演目のあらすじを読んでおきましょう。また、能楽辞典を是非ご活用ください。

当日

観能時の服装マナー

特に決まりごとはありません。ご自分にとって着心地の良い服でお越しください。男女とも比較的改まった服装が多く、お着物の方もいらっしゃいます。帽子は能楽堂内ではお取りください。また、短パン・サンダルなどはお控えください。

携帯電話・スマートフォン

開演前に電源をお切りください。

写真撮影・録音・録画

写真撮影・録音・録画は厳禁となっております。

舞台に集中

公演が開始されましたら、能の世界を堪能してください。

能楽情報メルマガにご登録ください

能楽に関する情報や公演情報を月一回程度メールにてお届けします。