能楽公演のみどころ

京都公演〜井上芳雄と深掘りする能楽〜 ミュージカルの視点から見た能楽と舞台の魅力

公益社団法人 能楽協会

公益社団法人 能楽協会

楽しむ能「楽」プロジェクト!  京都・奈良・長崎・鹿児島・沖縄にて2024年9〜12月開催!「京都公演〜井上芳雄と深掘りする能楽〜」は9月25日(水)16時より京都観世会館にて開催します。

京都公演は、ミュージカル俳優の井上芳雄さんをスペシャルゲストにお招きし、能楽の上演前に舞台の魅力について語っていただくトークイベントが大きな魅力です。

 

日本のミュージカル界を牽引する俳優・井上芳雄さん

井上芳雄さんは、2000年にミュージカル「エリザベート」の皇太子ルドルフ役でデビュー。伸びやかなテノールが評判を呼び、歌唱力と存在感を武器に、数々のミュージカルや舞台で活躍する一方、コンサートの開催、音楽・バラエティ番組への出演など意欲的に活動されています。

第33回菊田一夫演劇賞受賞、第20回読売演劇大賞優秀男優賞他、受賞歴多数の実力派でありながら「ミュージカル界のプリンス」とも呼ばれ、その親しみやすい人柄により幅広い層から支持されています。

井上芳雄さんが能楽公演に登場されるのは今回が初となります。

P.SHITOMICHI (SEPTEM)

トークイベントのテーマは「能楽と舞台の魅力」

能楽は、謡(うたい)・舞・囃子から構成され、約700年間連綿と続く世界最古のミュージカルともいわれます。

京都公演のトークイベントでは、能楽とは異なるジャンルながらも同じ舞台に立つ役者として井上芳雄さんは「能楽」をどのように捉えていらっしゃるのか?また、舞台に立つ際の姿勢(型)・身体の使い方・謡い方などの演技法の共通点について、また舞台に寄せる想いなど、新しい視点から能楽と舞台の魅力を語っていただく予定となっています。

聞き手は、狂言「呼声(よびごえ)」のシテ(主役=太郎冠者)を演じる狂言方大蔵流 茂山逸平さんです
茂山さんは、能楽師として舞台に立つほか、俳優としても映画やドラマで活躍されるなど井上さんとの共通点も多く、トークが弾むこと必至です。

トークイベントの聞き手・茂山逸平さんがシテを勤める狂言「呼声」

能の上演曲は、昨今話題の「源氏物語」を題材とした人気曲「葵上(あおいのうえ)」です。
千年の恋物語を能はどのように表現するのか。激しい恋慕と嫉妬の物語は、ミュージカルファンの皆さまをも魅了することでしょう。
能「葵上」のくわしい曲目解説はこちらの記事をご覧ください。

能楽とミュージカルが交差する特別なひとときをお楽しみください!

能「葵上」

 

楽しむ能楽プロジェクト!特設サイトはこちら

楽しむ能「楽」プロジェクト!

公益社団法人 能楽協会

公益社団法人 能楽協会

日本の伝統芸能である能・狂言(ユネスコ無形文化遺産)に関する幅広い情報、協会員の公演情報、全国能楽堂のご案内、普及活動を紹介しています。

ウェブサイト
https://www.nohgaku.or.jp
Twitter
https://twitter.com/nohgakukyokai
Facebook
https://www.facebook.com/nohgakukyokai