旅先より能楽を楽しむ

能楽を通した日本の再発見。
季節で選ぶ四季折々のWeb名跡巡り。

能楽を旅する 特別映像

第一弾 佐渡旅 PV

佐渡と能楽、その美しい自然や魅力をつめ込んだ特別映像です。

第二弾 奈良・吉野旅 PV

能楽のふるさと・奈良を巡る特別映像です。

第三弾 平泉旅 PV

岩手県平泉と能楽の関係を巡る特別映像です。

曲目から能楽を楽しむ

半蔀

能「半蔀(はしとみ)」

物語の舞台

晩夏の京都。大徳寺雲林院(現在の京都市北区紫野)。五条辺り。

ストーリー

僧が供えた花々の供養をしていると、夕顔の白い花の影から可憐な女が現れ……。
源氏物語を典拠とした、一途な恋の物語。

佐渡狐

狂言「佐渡狐」

物語の舞台

佐渡、越後(現在の新潟県)、京都。

ストーリー

佐渡と越後の百姓が年貢を納めに都へ行く途中に道連れになり、佐渡に狐がいるかいないかを巡って賭けをするが……。「袖の下」(賄賂)をめぐる人間模様や駆引きが笑いの中に描かれた狂言。

国栖

能「国栖」

物語の舞台

晩春の大和国吉野山中 国栖の里(現在の奈良県吉野郡吉野町国栖)

ストーリー

清見原天皇(天武天皇)が吉野山中に逃げ、一軒の庵で休んでいると、その家に住む老夫婦が川舟を操り帰ってくる………。古代最大の内乱・壬申の乱を背景として作られた、見どころ満載の曲。

吉野静

能「吉野静」

物語の舞台

春爛漫の吉野山 勝手神社(現在の奈良県吉野郡吉野町)

ストーリー

静御前が義経を逃そうと時間を稼ぐために、白拍子姿で美しい舞を見せます軍記物語「義経記(ぎけいき)」を題材とした、観阿弥作の曲。

「能楽を旅する – Journey through Nohgaku –」について

コンセプト写真

本サイト「能楽を旅する - Journey through Nohgaku -」は能楽を通した日本の再発見をコンセプトに誕生しました。

“旅”をキーワードに、能楽の魅力を「四季」「自然」「歴史」などの角度からお届けする新しい試みです。

旅のはじまりは、各地の能舞台から。
長い歴史の中で多くの人々に守られてきた土地で、ゆかりのある演目を紹介します。
同時に、地域の四季折々の魅力や、能楽に所縁のある名跡へもご案内し、楽しく理解が深められる構成になっています。

能楽の悠久の歴史を旅するように、その土地を実際に旅したり、公演に足を運んで能楽の世界を旅するきっかけになれば幸いです。

日本全国で能楽が愛されている理由

能楽が愛される理由

能楽は室町時代より700年近く演じ受け継がれてきた、日本を代表する舞台芸術です。

親から子へ、子から孫へ。また師匠から弟子へと絶えることなく伝え続けられてきましたが、その間、幾度となく存続の危機にさらされました。

明治維新により江戸幕府の式楽(公式行事での芸能)ではなくなると、能楽は一時衰退しますが、文明開化による時代の変化も後押しし、能楽が再評価されるようになりました。従来の屋外にあった能舞台を、そのまま建物内に収めた形の能楽堂も誕生しました。

戦災などで能楽堂が焼失するなど大きな打撃も受けましたが、名人や若手たちによる精力的な活動や多くの支援者からの支えもあり、今では全国で能楽が楽しめるようになりました。

海外からも高い評価を受けるに至った現在、全国各地の能舞台・能楽堂では数多くの公演や普及のための講座などが行われています。

能楽が独自の舞台芸術としていまに受け継がれてきたのは、多様な日本文化や人間の本質的な心が能楽には織り込まれ、その時代時代における多くの人々に愛され守られてきたからです。

能楽が2001年ユネスコの無形文化遺産になって20年。能楽はこれからも、悠久の歴史を刻んでいきます。

さあ、能楽の旅をはじめましょう。

令和3年度日本博主催・共催型プロジェクト
主催 公益社団法人能楽協会・文化庁・独立行政法人日本芸術文化振興会

    能楽情報メルマガのご案内

    公演情報や、能楽に関する情報を不定期でお届けします。