阿闍梨祐慶の一行は安達が原の一軒家に宿を求める。主の女は糸を繰りながら浮世のはかなさなどを物語るが、従者が女の部屋を覗くと死体が山積しており鬼の住家であることが分かる。祐慶は法力をもって鬼女を祈り伏せる。