平家の侍悪七兵衛景清は、東大寺大仏殿の供養において、頼朝をねらう事を企てる。母への別れを終え、大仏供養の当日景清は宮人に変装して頼朝に近づくが、警固の武士に見やぶられ、若武者一人を切り伏せ、姿を消してしまった。