欽明天皇十三年、江ノ島が湧出した。 これを参詣した勅使に、漁夫がその次第と竜口明神の縁起を語る。 後刻、弁才天と十五童子が現れて如意宝珠を捧げる。 そして五頭龍王も登場し、国土の守護を約束するのだった。