継体天皇は即位のため都に上り、寵愛していた照日の前に別れの文と花筐(かごのこと)を届ける。照日の前は恋慕狂乱し後を追うが、形見の花筐を官人に打ち落とされて泣き伏し、武帝と李夫人の愛の曲舞を舞う。帝は照日の前と知り以前の様に召抱え都へ伴う。