鹿島の神職筑波某が石清水八幡宮に参詣すると、老人が魚を入れた水桶を持ってきたのでその殺生を咎めると、今日は生けるを放つ放生会である事を語りその利益を説き消え失せる。やがて武内の神が現れ太平の御代を寿ぎ舞を舞う。