天竺の山中に住む一角仙人は、龍神と争って彼らを岩屋に閉じこめてしまい、そのため雨が降らなくなった。帝王は美しい施陀夫人をさしむける。その色香にひかれた仙人は勧められるままに酒を呑み、つられて舞を舞ううちに酔いつぶれてしまう。仙人の神通力は失せ、岩屋をやぶって現れた龍神が大雨を降らせた。