住吉の浦に童子が宝珠を持って現れ、自分こそは極楽の宝物を積む岩船を漕ぐ天ノ探女であると姿を消す。続いて龍神が岩船を守護するために出現し、住吉の岸に漕ぎ寄せ金銀宝珠の捧げ物をする。君を守り栄える御代を寿ぐ祝言能。