三条小鍛冶宗近は剣を打って奉れとの勅命を受けたが、しかるべき相槌を打つものがいないのに困り稲荷明神に祈願に出かける。 現れた童子に激励され、帰宅して準備を整えて待つと霊狐が現れて相槌を勤め、無事名剣を仕上げる。