旅の僧が美濃国赤坂で土地の僧に声を掛けられる。 男は実は盗賊の頭領・熊坂長範の亡霊であることを明かし姿を消す。 やがて薙刀をかついで現れた亡霊は、生前牛若に討ちとられたときの有様を生々しく物語り、再現する。