鞍馬山の僧が稚児を連れ花見に出かけると、一人の山伏が現れ興を妨げた。一人その場に残った沙那王(牛若)に山伏は大天狗であると名のり、兵法を授ける約束をし立ち去った。大天狗は兵法を伝授し、将来の守護を誓い消え失せた。