素盞鳴尊(すさのお)は、ある老夫婦の娘稲田姫を、簸の川上に住む八岐大蛇が狙っていることを聞き、自分がこの大蛇を退治するという。素盞鳴尊は、策略で大蛇を酔わせて退治し、その尾にあった剣を取ってこれを叢雲(むらくも)の剣と名付けた。