頼朝は石橋山の合戦に敗れ、主従八騎となって船で逃亡を計る。源家に於ては八騎を不吉な数とするので、土肥実平の子遠平を陸に残し七騎で落ちる。しかし遠平は、かねてから頼朝方に意を通じていた和田義盛によって救われる。