都の賀茂明神の神職が、大和葛城の賀茂明神に参詣した。 そこで庭を浄める老人が社のいわれを語ってきかせる。 都と葛城、いずれの神も一体分身で、自分は祭神事代主神であると告げて老人は消えた。 通夜をする神職一行の前に再び現れた事代主神は舞を舞い、御代を言祝ぐ。