中国漢の時代、和親策の為匈奴の王単于に贈られた王昭君の両親はいたく嘆き悲しみ、形見の柳の木を鏡に映して娘の幻を待っていると昭君と単于の亡霊が現れ、単于は鏡に映る自分の姿を恥じて帰り、美しい昭君の姿だけが残った。