京都に留まっていた義経は、鎌倉から土佐坊正尊が上洛したと聞き、弁慶に正尊を連れて来させる。義経暗殺の計画を詰問された正尊は偽りの起請文を読み上げる。その夜正尊は、討ち入りを察した弁慶に迎え討たれ、捕らえられる。