解説

洛北桂川のほとり、高野山の僧が供をつれて来かかると、朽木に腰かけて休んでいる老いたる女がいる。見れば朽木と見えたは尊い卒都婆、僧たちがとがめると乞食は一歩もひかず応酬。驕慢と叡智衰えぬ小野小町の真骨頂。

  観世 金春 宝生 金剛 喜多
流儀・曲柄 三 四 三 四 三 四
季節 9月 不定 不定 - 不定
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