西行法師が住吉に参詣し宿を求めると、その家の老夫婦は雨音と月光をめぐる風雅な争いをしている。 老人が詠みかけた下の句に西行が即興で上の句をつけると老夫婦は喜び招き入れた。 夜更けて住吉明神が現れ和歌礼讃の舞を舞う。