公演概要

現在の能楽は、南北朝時代の「大和猿楽」の流れを汲みます。今回、能楽発祥の地・大和（奈良県）では、シテ方五流（観世・金春・宝生・金剛・喜多）全てが出演する3日間の意欲的な特別公演を実施します。
能楽の故郷・古都奈良で味わう歴史と文化溢れる能楽の世界。
感染症終息を願い、この世界に誇る『能楽』を未来に伝える公演です。


日本最古の神社と伝わる大神神社にある三輪山会館能楽堂。
狂言演目は「仏師」。すっぱ（詐欺師）が田舎者をだまそうと、仏師と仏像に早替りしますが……。
能楽演目は、大和三山の伝説を元に創作された「三山」で、悲しくも美しい古代のロマンを感じられます。
さらに、舞囃子「龍田」を加えたプログラムにて、奈良の歴史と共に能楽をお楽しみいただけます。

三輪山公演 特設サイトはこちらからご覧ください

演目詳細

能　金剛流「三山」

シテ

金剛龍謹

ツレ

宇高竜成

ワキ

原大

ワキツレ

有松遼一・原 陸

アイ

茂山千五郎

笛

赤井啓三

小鼓

曽和鼓堂

大鼓

河村大

狂言　大蔵流「仏師」

シテ

茂山忠三郎

アド

大藏彌太郎

舞囃子　喜多流「龍田」

シテ

高林白牛口二

講演

奈良県立図書情報館　館長 千田稔

会場周辺地図

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