2022年1月4日(火)
12:15開場
13:00開演 - 17:00終演予定
- 会場
- 大濠公園能楽堂
- 料金
- 指定席(椅子席):5,000円
自由席(桟敷席):4,000円 - お問い合わせ
- 大濠公園能楽堂
092-715-2155
- 公演概要
- 「天下泰平 国土安穏」新春を寿ぐにふさわしい「翁」にて幕を開きます。古い起源を持ち、芸能の根本である祈りの曲です。能にして能にあらずと言われ、現在も神聖な曲として別格の扱いをしています。
舞台上で御神体である面をかけ人から神へとなる演出、小鼓三人による演奏など通常の能とは大きく異なっています。白式尉をかけたシテの荘重な舞、狂言方の勤める千歳の若々しい舞、同じく狂言方の三番叟の躍動的な揉ノ段、黒式尉をかけての鈴ノ段、各役の芸の力によって清めと未来の幸福を祈念します。
シテを勤めます喜多流宗家預かり友枝昭世は古くは熊本の祇園社にて翁を勤めていた本座大夫の家の現当主であります。
「絵馬」は伊勢を舞台にした神能です。「翁」においても白と黒の尉で陰陽の世界を表現していますが、この曲においても前半、尉と姥が白黒二つの絵馬を奉納する陰陽世界の和合の表現を見せます。喜多流では「女体」の小書(特殊演出)により、後シテの天照大神が通常知られている女姿になり、天鈿女命、手力雄命を引き連れて登場します。
シテが女姿で颯爽と舞う神舞、天鈿女の揺れるようなリズムの神楽の舞、手力雄の急テンポで力動感溢れる急ノ舞。天岩戸隠れの再現を各役の舞によって表現致します。
「末広かり」もまた祝言曲の代表曲です。会話と音楽の楽しさに溢れた目出度さ満載の狂言をお楽しみください。
- 喜多流「翁」
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- シテ
- 友枝昭世
- 能 喜多流「絵馬 女体」
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- シテ
- 狩野了一
- 仕舞 喜多流「八島」
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- シテ
- 塩津哲生
- 狂言 和泉流「末広かり」
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- シテ
- 野村万禄
演目詳細
- 喜多流「翁」
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- シテ
- 友枝昭世
- 能 喜多流「絵馬 女体」
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- シテ
- 狩野了一
- 仕舞 喜多流「八島」
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- シテ
- 塩津哲生
- 狂言 和泉流「末広かり」
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- シテ
- 野村万禄
会場周辺地図
お願い
- 「翁」上演中は、客席への入場はできません。時間に余裕をもってお越しください。
- 新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとって開催いたします。
ご来場の皆さまのご協力をお願いいたします。 - やむを得ない事情により出演者・番組が変更となる場合がございます。
- 上演中の写真撮影、録音・録画は固くお断りいたします。
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