公演概要

コロナ禍の中で、能楽公演も全国で中止・延期を余儀なくされました。ワクチン接種も始まり、少しずつですが公演再開の動きがみられるようになりました。
大濠公園能楽堂も開館35年を迎え、2021年1月には大規模なリニューアル工事も終わり、新しい福岡の文化のシンボルとしてのリスタートを切ります。
今回は、福岡県にゆかりのある能「砧」を、地元福岡の能楽師・鷹尾維教が舞い、日本芸術院会員で人間国宝の梅若実が地謡（地頭）を謡います。
また、同じく日本芸術院会員で人間国宝の山本東次郎が、九州初公演となる狂言「麻生」を演じます。
普段はめったに観ることのできない番組（プログラム）となっております。
平日の夜公演ですので、お仕事帰りにぜひお気軽に大濠公園能楽堂へ足をお運びください。

演目詳細

連吟　観世流「老松」

梅若実・鷹尾章弘

解説　観世流

松山隆之

狂言　大蔵流「麻生」

シテ

山本東次郎

能　観世流「砧」

シテ

鷹尾維教

会場周辺地図

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