武蔵坊弁慶は北野神社へ丑の刻詣でに出ようとするが、そこには妖しい少年がいると従者に引き止められる。しかし弁慶は薙刀をかついで五条の橋へ出向き、その少年との打合いに望む。弁慶と牛若の劇的な出会いが描かれる。