秦の始皇帝の咸陽宮に荊軻(けいか)と秦舞陽(しんぷよう)の二人が皇帝の望みの品を携えて参内する。二人は皇帝のすきを見て剣をつきつけ殺そうとするが、皇帝の最後の望みで花陽夫人の琴の秘曲を聞くうちに油断し、逆に討たれてしまう。