源頼光とその家来である藤原保昌と渡辺綱は、王城に近い羅生門に鬼が住むか否かで口論となる。綱は頼光から証拠の札を賜り、一人羅生門に向かうと雨風凄まじく、札を置いて帰ろうとする刹那、鬼が現れ、綱はその腕を見事切り落とす。