東山泉涌寺に参詣した旅の僧が礼拝している所へ怪しげな男が現れ、僧と一緒に礼拝するうち、足疾鬼(そくしっき)の本性を現し仏舎利を奪って逃げ去る。僧の祈りによって颯爽と現れた韋駄天は、足疾鬼を追いつめ仏舎利を取り戻す。