訴訟のため都へ行った日暮の妻や子は、家人である左近尉に、田へ出て鳥を追うように命じられる。そこへ帰郷した日暮は、妻や子の姿を見て左近尉を怒るが、妻は、長年捨ておいたあなたが悪いといさめ、日暮は左近尉を許した。