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【能楽インタビュー】深田博治

能楽の世界で活躍されている方々をさらに知り、より能楽を楽しむためにインタビューを実施しました。能楽とのきっかけや私生活など、普段ではなかなか聞けない内容について語っていただきました。

今回、回答いただいたのは狂言方 和泉流 深田博治さんです。深田先生のプロフィールは能楽協会の会員ページでもご覧いただけます。

深田博治プロフィール(狂言方 和泉流

naritatatsushi

経歴・芸歴・表彰歴

1967年生。
野村万作に師事。
1994年、狂言「魚説法」にて初舞台。

重要無形文化財保持者(総合認定)。
国立能楽堂三役養成第四期研修修了。
「狂言やっとな会」主宰。

能楽インタビュー

初めて能楽に触れたのはいつですか?どんなきっかけですか?

大学時代に演劇を志し、その演技の幅を広げるため為に仕舞を習ったことがきっかけです。

能楽師を目指そうと思ったきっかけはなんですか?

演技の幅を広げられたらと、軽い気持ちで国立能楽堂の養成所の試験を受けたのですが、その試験に合格し、そしてそこに万作先生がいらっしゃったからです。

好きな演目や得意な演目を教えてください。

好きな演目は、三番叟。川上です。得意な演目は、山伏ものかな、と思います。

舞う時/囃す時、に工夫していることはなんですか?

力まず、内に込めることかと考えています。

深田先生 舞台写真
「泣尼」深田博治

能楽をはじめて、一番楽しかったこと/つらかったことは何ですか?

楽しかったことは、やはりお客様に喜んでいただけた時ですね。つらかったことは養成所時代の毎日の稽古です。

能楽師になっていなかったら何をしていたと思いますか?

神主か家業の畳屋です。

尊敬する先生や注目している先生がいらっしゃったらお教えください。

もちろん師匠の万作先生です。

私生活についてもお伺いします

普段どれくらいご自身のお稽古をされていますか?

舞台の数によってまちまちです。

深田先生 稽古風景

月にどれくらい教えているのですか?

カルチャーセンターや大宮子供能楽塾、世田谷狂言教室など10日ほどですね。

能楽以外の趣味があれば教えてください。

陶芸をやっています。

私生活でつい出てしまう職業病みたいなものはありますか?

足を出すとき、つい左足から出てしまいますね。

最後に

このページをご覧の方に向けて、一言お願いします。

是非能楽に触れ、そして習ってみませんか!